Thank you こなつ #5

一番の笑顔Thank youこなつ

散歩

8月13日、休日でも目覚めはいつもと同じ時間。

夏至から1か月半も過ぎると同じ時間でもずいぶん薄暗くなった。

着替えて顔を洗い、リンゴ時計を装着、茶の間のカーテンを開けていると、こなつが小走りで、しかも目を輝かせながら駆け寄ってきた。

散歩に行こう!!

誘ってきたのだ。

よし、今日は病院にも行くのでできれば家にいるうちにウンチをしてほしいので散歩に行くことにした。

ハーネスを早くつけろと言わんばかりにテンションが高くなっている。早々と玄関戸の前に行きいつものようにお座りをして待っている。

「よし!」の合図で玄関を出た。

ゆっくりでいいからね

と声をかけたものの軽やかな足取りでどんどん進んで行く。空は曇天、どうか家に着くまで雨が降り出しませんようにと天を仰いだ。

何日ぶりだろう、こんなに軽やかなペースでの散歩は…。

必死にくん活しながら、マーキングしながら歩みを進めていく。

いつもはここらへんでウンチが出るのだが、今日はなかなか出てこない。そのせいかペースが速い。

久しぶりに白ポメのキキちゃんに会った。こなつは挨拶がしたいようだが、キキちゃんがそうはさせてくれない、唸られ吠えられてしまう。

しばらく会わなかったのでとても心配してくれていたが、本当のことは言えなかったので適当に話を終わらせた。

じゃぁと別れて少し歩いたら待望のウンチタイム、おそらくゆるゆるだろうと思い、とっさにお尻の下にビニール袋をセットした、1つ2つは何とかうまく入ったが、その後がなかなか入らなくて処理が大変だった。

ウンチをするとペースダウン。

疲れただろうから抱っこして帰ろうかと思ったが、お尻の毛にウンチがついていたので躊躇してしまった。ティシュまでは持ってこなかったので拭くことが出来ず、頑張って歩いてもらう。

ゆっくりだったが、最後まで自分の足で歩こうとしていた。

これが私との最後の散歩になった…

雨にあたることもなく無事家に着いた。約2㎞を40分よく頑張りました。

休憩をはさみ、さぁ朝ごはんだよ。なんだけど一向に食べる気配がない、昨晩同様ささみやちゅーるをあげても顔を「ぷぃ」と背けてしまう。一体どうしたの?

動物病院

2回目のキャリーだがやはりなかなか入ってくれない、半ば強引に押し込み車へ乗せる。雨も降ってきた、キャリーの中に入ってもとくに嫌がられることなくおとなしくしている。

病院の駐車場はすでに満車になっている。私だけおりて診察券を出しに行く。

受付の前に3人いた。それぞれに状態や、食欲、おしっこやウンチの状況などを聞かれる。混雑しているので車で待っていると伝える。

第2駐車場に向かうとき、対向車が車線を無視してこちらに向かってくる。

ぶつかる、こわい!!」 クラクションを思いきり鳴らしたらようやく気付き元の車線に戻ってくれた。

第2駐車場に車を停めると後から何台も入ってきた、雨も強く降ってきた。それから30分くらい待ってから携帯が鳴り中に来てくださいと連絡が入った。

正面駐車場に車を回してもらい病院に入ろうとしたが、とりあえずおしっこをしてからのようである。建物の奥のほうで大型犬らしい犬が吠えていた。

診察

待合室でしばし待っているとすぐに呼ばれた。

体温を測りながら簡単な問診をして食欲が落ちてきたことを伝えた。聴診器で心音を確認してから、エコーで腹部を診てもらう。

素人目にも前回と何か違うなというのが分かった。どうやら腹水がずいぶん減っているとのこと。だから少しだけ元気が戻ったのかと思った。続いてはエリカラを付けて採血する。緑のテープを巻き止血しながら結果が出るまで待合室で待つ。

待合室には犬が2匹猫が3匹いたがみな声一つ立てずに静かに待っている。病人?だからそうかもしれないが、本当におとなしく順番を待っている。小児科よりも静かだなと思った。

外から時折あのマダムが顔を出す。奥で吠えている犬は遊んでほしくて吠えるらしい、声を聞く限りでは大型犬のようだが実際はどうだろう?どうやって遊ぶのだろう?

待つこと3~40分くらいかな?呼ばれて診察室に入る。

採血の結果は改善されたのもあれば、悪くなっているのもある。

そして前回生検した結果は「よくわからない」とのこと。何かいろいろなものが出ている、先生も説明に困っていた。原因がわからないことには治療を進めることが出来ないので、もう一度生検のための腹水をとることになった。

今回は看護師さんが2人かかりでしっかりホールドしてもらい、私は顔が見える場所で落ち着かせるという具合になった。局所麻酔をするときはさすがに痛かったのだろう、聞いたこともない声でキャンキャン吠えた。

3分くらい待ってから次は腹水を抜く注射を打つ。今回は麻酔がしっかり効いていたのでしっかりとることが出来た。止血して三度待合室で待機する。

次から次へと訪れる人が絶えない、今日はお盆なので午前診療だが、時間まできっちり受付をしたら一体何時に終わるのかな?と心配してしまった。けがをした子、予防接種に来た子などさまざまである。

リンパ腫では…

今回も3~40分くらい待っていた気がする。

名前を呼ばれ診察室へ、先生が難しい顔をしてカルテを眺めている。先生の顕微鏡検査ではリンパ腫ではなさそうであるとの見解、では何なのか…

肝臓に腫瘍があるようです、それが珍しい種類です。外科手術では取れないものであり、治療方法も確立されていないので非常に厳しい状態であります。

とすると余命は?

怖くて聞けなかった。今回の生検での結果次第でもある。

普通だったら泣き崩れてしまうはずなのに、驚くほど冷静に他人事のように話を聞いていた。

うまく薬を飲ませる方法は無いかと尋ねたところ、薬を砕いて練乳に混ぜてみるといいよ、と教えてもらった。

今回の診察はこれで終わり、11時30分を過ぎていた。会計を済ませ駐車場で待っている父ちゃんに連絡を入れる。

帰宅

雨が強く降っていたので、足早に車に乗り込みそして今日の検査の結果を伝える。

珍しい肝臓がんらしく、治療する手立てがない。

そしてようやく涙が出てきた。

もうどうすることもできないのかと思うととてもつらい、ただ見守るだけなのかと思うと悔しくて悔しくて涙が止まらない。

買い物

とにかく何かを食べさせたくてペットショップへ行きいろいろ買ってみた。

ジャーキーやビーフの角切りなど、人間が食べてもおいしそうなものを選んでみた。

ペットショップの奥には子犬や子猫が売られていた、みんな家族が見つかり幸せになれますように…

次は人間の夕食のおかずを買いながら練乳を探す。ここ最近買ったことが無かったのでどの辺に陳列されているのか見当がつかなかったが、製菓コーナーをふらっと眺めていたら発見した。

投薬

さっそく練乳薬を飲ませてみる。

薬を麺棒で砕き練乳を混ぜる。あまり少ないと薬の苦みがわかってしまうし、多すぎても飲ませるのに時間がかかってしまう、微妙なところだ。

次はそれを飲ませなければならない。

指に練乳薬を乗せ口元へ運ぶ、喜んで舐めてくれれば簡単たのだが、断固拒否される。

練乳と薬
練乳と小さな薬

動かないようにマウントをとり練乳薬を口元へ…近づけた途端ぷぃっとそっぽを向かれる。

べたべたの薬が、頭や耳などあらぬところにくっついてしまった。しつこく繰り返していると、今度は唸り歯向いてくる、そのタイミングで指を口の中に突っ込んだ。軽く噛まれながらも何度か繰り返して飲ませることが出来た。

多分憶測だが、薬をささみやちゅーるに混ぜてしまったのが良くなかったと思う。食べ物に対して非常に警戒しているように見えた。とにかくおやつの部類であっても食べれるものを食べさせてあげようということにした。

目標  誕生日まで頑張ろう!!

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