Thank youこなつ #2

こなつ1番Thank youこなつ

なかなか眠れない夜だった、どうして早く気づいてあげられなかったのか、もうお別れになってしまうのか、やるせない感情と不安ばかりがこみあげてきた。

朝が来た

8月7日

長く感じた夜が明け朝が来た、いつもの時間に目覚める。新聞配達のバイクがこちらに来る音がする。それに反応してこなつが吠えている。あぁよかった生きている。

おはよう、こなつ

いつもと変わらずカワイイ、そして愛おしい。頭をなでてあげると嬉しそうに尻尾を振ってくれる。

お散歩は行けそうにないので、私だけのウォーキング。朝の散歩では必ず人に会う、とても普通を装うことが出来そうになかったので、全然違うコースを歩くことにした。一歩あるくごとに涙が溢れる、じめじめとした朝だったので大きなタオルを持ってきて正解。

さぁ朝ごはんにしよう、相変わらずドックフードには興味を示さず、ささみだけはおいしそうにむしゃむしゃ食べる。

ささみ、もっとちょうだい!!

紹介してもらった動物病院に電話をかけたら今日診てもらえるとのこと、一安心である。地元の動物病院の先生がメールである程度の症状を伝えてくれていたらしく、水以外は絶食で来てくださいねといわれた。

トイレでおしっこをするといつもご褒美で骨型のビスケットを半分与えていたが、今日は絶食のためそのビスケットは無し。どうしてくれないの?と甲高い声で吠えていた(ゴメン、今は何もあげられないの)

マナーウエアとドライブ

今日行く動物病院は車で約40分、初めてのロングドライブになるということで、マナーウェアーなるものを準備してみた。

マナーウエア
女の子用かしら?

普通だったら全然大丈夫なサイズなのに、おなかがパンパンなため使用不可。こりゃダメだということで、近くのホームセンターで買ってきたのはオムツタイプのマナーウェア、説明書を見ながら装着してみたら、あれ!? おちんちんの先が出ている!! これでは意味が無い! これは女の子用かなと思い袋をまじまじと見るが、そんなことは書いていない、そうか付け方が悪かったかな? 初おむつの記念撮影をしていざ出発。

今日はどこへ行くのだろう?と不安そうにしていたけれど、いつもと違う景色でいつもの病院に行くのではないなと感じているようだ、いつもよりも落ち着いて乗っている。残念ながら行先は君の嫌いな動物病院なのだよ。途中休憩が欲しいかなと思ったけれど特に必要もなく無事に目的地に到着

動物病院

一家総出で病院に出発。前日にGoogle mapで場所を確認し、ナビもセットしたおかげで、迷うことなく到着、しかし駐車場は3台分しかなく混雑していたら停めるところが無くて大変そうだなと思った。今日は時間外での診察なので他の車がいないので難なく駐車できた。

評判がいいという病院のわりに、お世辞にもご立派な病院というわけではなく、規模もさほど大きくなくこじんまりとした外観。

予約時間は13時30分だが、少し早く着いた。暑かったがおしっこもしたいだろうから外を歩かせた。案の定降りてすぐおしっこをして、くん活の始まり。

私たちの声を聞いて奥から、品のいいマダムが登場。でも身に着けていたエプロンの汚れがちょっと気になる。

暑いと動物たちも調子が悪くなるらしく、結構多く来ているのよ

と教えてくれた。こなつのくん活が最高潮に達すると、ウンチタイム。ここには燕が梁に巣を作っているようで、巣の下にフンが落とされてもいいようにペットシーツが敷いてある。律儀にその上にウンチをしている。それを見たマダムはトイレットペーパーを持ってきてくれた。私たちも事前に用意していたが

これを使いなさい

いいのいいの気にしないで、生き物なんだから当たり前よ」

と花柄のトイレットペーパーを強引に渡された。そしてまた

暑いと動物たちの調子が悪くなるらしく、結構来ているのよ

と同じことを繰り返している。ああ、そうなんだと理解した。

マダムの身の上話を聞いていたら、看護師さんに「中へどうぞ」と言われたので中へ入った。待合室はエアコンが効いていてとても快適だ、広さはペットと飼い主さん3組も入れば一杯になってしまうほどの広さ。フィラリアの成虫のサンプルが置いてある。こんなのが体内の中にいたらさぞかし苦しむだろうなと思った。

診察

診察室に呼ばれ問診、いつごろから調子が悪かったのか、食欲はどうなのかなどを聞かれた。その後採血と、レントゲンを撮るということで先程の待合室で待つことになった。待っている間、吠えたり、キャィンと鳴く声は聞こえてこない。きっとおりこうさんで検査を行けていたのだろう。

診断結果

ようやく検査が終わり診察室に呼ばれた。こなつは診察台の上に横たわりおとなしくしている。先生が検査結果を伝えてくれた。春と同様血液検査では重度の貧血がある。血小板も少ない、少ないということはケガや出血をした際血が止まりにくくなる、ということらしい。その他臓器の異常も肝臓の数値が少し悪いもののそれほどひどいものではなかった。続いてパンパンのお腹の中、エコーを見ながらこれが胃、これが肝臓などと説明してくれるがよく分からない?パンパンのお腹の正体はデキモノであるということ。おそらくリンパ腫であろうという見解。生検して結果が出てからはっきりと決まる。

あぁガンなんだぁ、なぜこなつに… なぜこんな早くに…

少しばかりたまっていた腹水をとるために3人がかりでホールド、とても痛かったらしく初めて手をかまれた。とても痛かったがこなつはもっと痛い思いをしたのだろうと思った。

とりあえず投薬で血小板の働きを抑える薬と、デキモノを溶かす?薬が出された。とても小さなお薬、1錠を半分にしてある薬もあった。上手く飲ませることができるか不安になる。

時間外の診察だったのに、先生も看護師さんも嫌な顔一つせず、丁寧に診察してくれた。本当にありがとうございました。

帰宅

もしかしたら、入院になるのでは…と思っていたが、帰宅できたので一安心。お腹を圧迫できないので、抱っこが大変である。胸元と足の付け根あたりを持って抱きかかえる、なかなか難しい… 抱っこを嫌がっていたのはこのせいなんだとようやく理解した。帰りの車中はいろいろ検査を受けて疲れたのか、ぐったりとして寝ていた。家に着き散歩に行こうか?と誘ってみたが、真っ先に玄関に向かって歩いて行った。

すぐ飲ませる薬があったので、ささみにくるんで食べさせてみた。よほどお腹がすいていたのか問題なく1回で食べてくれた。

食べて
お気に入りのちゅーるもたくさん

食べられるものをなんでも食べさせてあげよう、ささみやちゅーるを大量に買い込んだ。本当はドックフードを食べてくれれば問題ないのだが、一向に興味を示さない。

ここ1週間でずいぶん痩せた、肩甲骨や背骨を触るとはっきりとわかるほど、上から見るとパンパンに膨れたお腹が出っ張っている。でも一生懸命生きている、私たち家族は全力でこなつを応援サポートすることを誓った。

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