Thank you こなつ#11

こなつ一番Thank youこなつ

8月24日

悲しみに暮れた夜が明けた。いつにも増して静まり返った朝

おはよう こなつ さぁ、散歩に行くよ

反応は無い、いつもなら喜んでくるくる回っているのに…

ブラッシング

朝のルーティーンをさっさと終わらせこなつのそばに行きブラッシングをする

毛並みをととのえたこなつ
毛並みをととのえた

すこしゴワゴワしていた被毛もブラッシングをすると柔らかく整っていく

でも体は冷たく固い

頭からしっぽまで柔らかい毛のブラシで撫でてあげる

こなつのトレードマークだった真っ白でフワフワの胸毛もきれいに整った

今日は旅立ちの日

きっと虹の橋でも人気者になれるよ

電話予約

前日に上司に電話を入れ今日は会社を休むことを伝えた。

8時になり地元の火葬場へ電話を入れてみたが、今日はもう一杯で明日の13時になるとの返事。

明日までは休めない、息子も明日の午前中には仕事に戻るという。

どうしようか悩んでいたら、息子が隣町の火葬場などを検索してくれた。

さっそくフリーダイヤルの番号にかけてみると東京の業者につながった。

???と思ったが近隣の火葬場を3か所教えてもらった。

1か所目、今日は一杯であるとの返事。

2か所目、10時30分からできると回答が来た。すかさず約を入れた。

斎場に行く前に市役所によって、火葬許可証をもらってこなければならない。

人間並みである。

出発まで時間があったので息子とこなつの頭や体をなでてあげた。

もう犬は飼わないの?

と息子に聞かれたが

もう結構です

と答えた。

息子よ昨日の今日ではそんな気にはなれません。

出棺

キャリーケースを組み立てて車に乗せた。

運転は息子がしてくれた、多少の粗さはあるものの安心して乗っていられるようになった。合流で止まっている車があれば入れてあげていた。

市役所に着き許可証を発行してもらい、代金もここで支払った。

地元の火葬場にしか行ったことが無いのでドキドキだった。

コロナ渦なので参列者はやはり少な目、建物は古さを否めない感じでした。

受付に許可証を出すと

少し早いですが、あいてますので始めましょう

と笑顔で案内された。なんとも複雑である。

車からこなつが入ったキャリーケースをおろし小動物用の火葬炉のところへ行った。

先客がいたのか、余熱をしたためなのか炉に入る台車は結構熱かった。

キャリーの上半分を外し息子と一緒にこなつを取り出し、ゆっくり台車の上に置いた

こなつとの別れを惜しんでいたが、係員がそそくさと台車を炉の中に入れてしまった。

こなつ ありがとう!!

と言った後炉の扉が締まり、点火スイッチが押された。

約50分待合室で待つことになる、待っている間に売店で骨を入れる骨壺を購入した。

大きさは大中小と3種類あり、色も5色から選べる。

火葬場は喪服で来るところ、普段着で来てしまったのでとても浮いてしまった。

自動販売機でジュースを買い、高校野球を見ながら焼きあがるのを待った、でもウトウト寝てしまう。

収骨

予定通りの時間で係員が呼びに来たくれた。

台車の上には骨となってしまったこなつがいる。箸を渡され息子と骨を拾った。立派な大腿骨、今にも折れそうな細いあばら骨など…  3~4個拾ったところで、係のおじさんが

後の細かいのはわたくしのほうで集めます

といい、ほうきと塵取りで手際よく集めていく。

まぁるいアップルヘッドの頭蓋骨はそれを見ただけでこなつと分かるような形をしていた。

頭蓋骨もおさめ残った骨もさっさと集め骨壺に収まった。

無事に火葬も終了した。

渡された骨壺はまだホカホカしていた。

帰宅

こなつ骨壺
骨になって帰ってきました

こうして小さな骨壺に入って帰宅。

lineでみんなに「ただいま」と伝えた。

無事に送り出せてほっと一安心した。

ふーっと、ため息がでる。

夕食

夕食は息子が腕を振るってくれた。

帰省するたびに魚をさばいて刺身にしてくれたり、スイーツなども作ってくれる。

今夜は照り焼きチキン。手際よく調理を進めていく。野菜の仕込み方がすごく丁寧だ。

私だったら端折ってしまうような作業も手を抜かずにしっかりとやっている。

家にいた頃はインゲンやナスなどは見向きもしなかったのに

ナスはこうやって作ると美味しいよ

と教えてくれた。

チキンも小麦粉をまぶしカリカリに焼いてから味をつけていく。

酒、砂糖、しょうゆを目分量でどんどん追加していく。

大丈夫かな? と思ったがとてもバランスの取れたいい味に仕上がっている。

いただきます

照り焼きチキン
照り焼きチキン

何日振りだろう、ご飯の味が戻ってきた、とても美味しかったよ、ありがとう

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